南西フランスで生きる

元モンテッソーリ幼稚園教諭が綴る、フランスの教育事情、南西フランス生活、フランスの妊活事情など、ゆるりと更新

パリ、おすすめレストラン 第三弾

前回に続き、今回はパリのおすすめレストラン第三弾!

楽しみにしてくださっている方がいるといいな。

 

まずはこちら『L'Artisan Libanais - Belleville』

レバノン料理のお店です。

中東に位置するレバノンレバノン共和国)、ベイルートが首都です。

暑い国ならでは、ハーブをふんだんに使った料理で、夏に食がより進む感じがします。

味よし、外食が高くつくパリにとっては値段よしということもあり、住んでいたアパートメントから近かったので、何度か行ったお店です。

よくいただいていたのは、ピタパンと呼ばれる中東のパンと一緒のメニュー、Nos Assiettes Pitasです。

ピタパンにお好みの具材を挟んだサンドイッチに、サラダ、フムス、ポテトグリルが付いてくるもの。

料も多く、その具材の中でも特に美味しかったのがひよこ豆でできたコロッケ、ファラフェルです。

ピタサンドイッチとサラダ L'Artisan Libanais

店内ではショーケースにサラダや具材が並べられているので実際に見て選ぶこともできます。

晴れていたら、お持ち帰りをして近くの公園、ブットショーモン(Parc des Buttes-Chaumont)やベルビル公園(Parc de Belleville)でピクニックするのもいいかもしれません。

飾られている可愛いカゴバックも販売していました。

L'Artisan Libanais - Bellevilleの店内

メインは14.5€、私がお勧めしたメニューは15.5€

定休日はなし、オープンはお昼の12時から

ウェブサイトはこちら、http://www.atelier-libanais.com/

住所はこちら、91 Rue de Belleville, 75019 Paris

 

つぎに紹介するのは、『Holybelly 5』

アメリカやイギリスなどの英国圏の朝食風メニューがいただけるレストラン。

少し遅めの朝食やブランチにぴったりのお店。

若者や家族連れでいつも賑わい、週末は列ができることもしばしば。

 

このお店は何といってもパンケーキ!

ふわふわのパンケーキと甘ーいメープルシロップが口の中を幸せでいっぱいに。

バターはお好みで♡

パンケーキ Holybelly 5

甘いのだけではなぁという人も満足できるものもあり、こちらもボリューム満点‼

卵料理をポーチドエッグ、目玉焼き、スクランブルエッグから選び、各4€の追加料金でカリッカリのベーコンや、カリふわなハッシュドブラウン、サラダ、ベイクドビーンズや焼きトマトなど、英国の朝食メニューでは定番のものが選べます。

 

スクランブルエッグ、Holybelly 5

飲み物で、紅茶が好きなら私一番のおすすめはLONDON FOG(4.5€)というミルクティー。バニラが香るミルクティーは甘すぎず、優しい味。

 

パンケーキは9.5€から、チアシードグラノーラもあり、そちらは8.5€

卵料理のメニュー(EGG&SIDE)は14.5€から

定休日はなし、営業時間は9時から17時まで。

ウェブサイトはこちら、http://www.holybellycafe.com/

住所はこちら、5 Rue Lucien Sampaix, 75010 Paris

 

パリにせっかく来たのだから、どこか素敵なところでお食事してみたいという方におすすめなのは次に紹介する『Bar Vendôme』

ホテルRitz Paris内にあります。

内装は豪華で品があり、サービスもフランスでは最高級のものといえるでしょう。

ピアノの生演奏を聴きながら、キャンドルが灯ったテーブルでディナー。

プロポーズする場所にもピッタリなのでは?♡

Ritz Paris

 

お味もサービスも最高級だからこそ、お値段も安くはありません。

けれど素晴らしい時間が過ごせることはお約束できます。

お食事の後、ディナーであれば、同じくホテル内にあるバー『Bar Hemingway』や『Ritz Bar』に寄るのもおすすめ。

すぐ隣の『Ritz Bar』シグネチャーカクテルは各星座をモチーフに作られています。

こちらのシグネチャーカクテルは32€

ココ・シャネルも暮らしていた最高級ホテルRitzで夢のようなひと時が過ごせるでしょう。

タルタルステーキ、Bar Vendôme

朝食はエッグベネディクトが28€から、ランチ・ディナーは前菜スープが28€から

営業時間は10時から翌朝1時まで

ウェブサイトはこちら、

Bar Vendôme: https://www.ritzparis.com/fr-FR/bars-et-restaurants/bar-vendome

Ritz Bar:  https://www.ritzparis.com/fr-FR/bars-et-restaurants/ritz-bar

Bar Hemmingway: https://www.ritzparis.com/fr-FR/bars-et-restaurants/bar-hemingway

住所はこちら、15 Pl. Vendôme, 75001 Paris

 

 

このおすすめレストラン記事、第四弾と続けられたら。

その前にいくつかお勧めしたいカフェもあるので、そちらを書いていこうかなと思います。

ほかにもご要望があればぜひコメント、よろしくお願いします。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

パリ、おすすめレストラン 第二弾

今回は、前回の第一弾に続き、おすすめレストラン第二弾!

 

今回おすすめするレストランは、まずこちら

ホステルThe People - Paris Nationの屋上にある、バー兼レストラン『Les Piaules Rooftop Bar』

頼んだサラダが美味しかったのと、屋上から見える景色がよかったので、紹介します。

屋上からの眺め、あいにくの曇りでもいい雰囲気

遠くにエッフェル塔も、モンマルトルのサクレクール寺院も見えます。

Les Piaules Rooftop Barのシーザーサラダ

ボリューム満点。パリパリじゅわーのチキンとサラダの相性は抜群でした。

 

サラダは16€、または17€、ピザは9€から

定休日はなし

ウェブサイトはこちら、https://www.thepeoplehostel.com/en/destinations/paris-nation/

住所はこちら、Pl. de la Nation, 75012 Paris

 

次に紹介するのが、『L'Atelier Roulière』

以前は違う名前だったので、オーナーさんが変わったのかとも思いますが、もともとお肉専門店だったのでとりあえずお肉が美味しい!

タルタルについてくる、イチジクかラズベリー度忘れです)のマスタードと一緒にいただくと最高。

ビーフタルタル、L'Atelier Roulière

三度目に訪れたときに食べたブフ・ブルギニョン(牛の赤ワイン煮込み)も美味でした‼

とろとろのお肉と、ほろほろのポテトは、あつあつのストウブで運ばれてきます。

友人が頼んでいた内臓のグリルも美味しそうでした。

ブフ・ブルギニョン、L'Atelier Roulière

メインは約23€から

定休日はなし、ただし昼の14時半から19時までは休憩で閉まります。

住所はこちら、24 Rue des Canettes, 75006 Paris

 

すぐ隣がサンスルピス教会(Église Saint-Sulpice)なので、お食事後は、レストランの周りをお散歩するのもおすすめ‼ 

夜はライトアップされて、またそれもロマンチックでした。

Église Saint-Sulpice

少し余談ですが、夜19時から再オープンはフランスではよくあることなので、お昼を食べ損ねてしまうと行きたかったレストランが夜まで待たなくてはならないなんてこともあります。

パン屋さんや、開いているレストランを探して食べることも可能なのですが、行きたい場所があるときは要チェックです。

 

つづいて紹介するのは、『ANDIA』

女友達と二人でディナーに行ったのですが、と・に・か・く可愛い!!!!

味も美味しかったのでおすすめします。

女子会にもデートにもピッタリ。

少しドレスアップして自分の気分もあげていってみてほしいレストランです。

いただいたカリフラワーの半分まるごとグリルには頬が落ちました。ほんの少しカレー風味でフォークが止まらなかった。おうちでも作ってみたいものの一つ。

カリフラワーのグリルと、お魚のカルパッチョなど、ANDIA

お料理にゆずやワサビなども使っていて、少しアジアンテイストも入っているので日本人の口にもよく合うかと思います。

テラス席は木々に囲まれて、まるで森でお食事をしているかのようでした。

ANDIAの内装

お食事の後は、レストランの上階にあるバー兼すしレストラン『DeepFish』に移ってもおすすめ。

可愛いが止まらない内装と、パリのアパートを眺めて飲むカクテルは、溜息もの。

店内のパリジェンヌたちも、可愛いに一役かっています。

イチゴのカクテル、DeepFish

ANDIA

前菜は10€から、メインは12€から52€まで様々

定休日はなし、ただし昼の14時半から19時までは休憩で閉まります。

ウェブサイトはこちら、https://andia-paris.com/

住所はこちら、19 Chau. de la Muette, 75016 Paris

 

DeepFish

すしは8€から

カクテルはシグネチャーカクテルが17€から

定休日はなし、ただしオープンが16時から深夜1時まで

ウェブサイトはこちら、http://www.deepfish-paris.com/

住所はこちら、19 Chau. de la Muette, 75016 Paris

 

そして最後におすすめするのは、モロッコ料理のレストラン『Le Marrakech』

北アフリカ大陸に位置するモロッコアルジェリアが近いということもあり、

その地方料理のお店や、ケバブのお店をよく見かけます。

主人曰く、飲んだ後の締めは、日本がラーメンならば、フランスはケバブと。

このLe Marrakechはクスクスやタジン料理がおすすめ!

 

美味しさもさることながら、量もかなり多く、一人では食べきれないくらい。

クスクスも単品ではなく、選んだお肉のグリルと煮込んだお野菜がついているもの。

一人分を頼むと、次のお昼にもなれるくらいの量が運ばれてきます。

私たちはクスクスも食べたかったので、クスクスの方を選びました。

お写真を撮っていたはずなのですが、探しても見つからず、、、ごめんなさい。

たぶん食べるのに夢中になりすぎて撮っていなかった可能性も 笑

お写真はほかの方が撮っていらっしゃるものがいくつかグーグルに載っています。

 

デザートは、中東の定番お菓子がトレーに乗って運ばれてきます。好きなものを選ぶスタイル。

店主であろうおじさまがとても陽気でフレンドリーだったのもいいポイント。

 

タジンは約17€から、クスクスは約16€から

定休日は日曜日、お昼の14時半から19時までは休憩で閉まります。

住所はこちら、7 Av. Philippe Auguste, 75011 Paris

 

ここまで読んでくださってありがとございました。

第三弾もお楽しみに!

Self-Love Journey

昨年、流産を経験して、“自分なんて女性として意味がない”、“世の中はなんて不公平なんだ”、“周りすべてが敵”と支えてくれる家族・友人がいるにもかかわらず、どん底で、目の前すべてのことが暗く、自己肯定感は皆無という時期がありました。

そんな時、自分の内側にもっと目を向けるようになり、その過程で出会った言葉が、“セルフラブ(Self Love)”でした。

 

『セルフラブ=自分を愛する、自分への愛』

 

初めてみたときは、ネットで、はやりのお金儲けのやつ?とか、うさんくさいのでは?などと、ずいぶん嫌な見方で考えちゃいましたが、

自分で調べて、考えるだけでも、以前の自分とはずいぶん変わったなぁ、もっと自分を認めて大切にできてるなぁと思えるようになりました。

心から、出会えてよかったと思える考え方です。

だからこそ、これを読んでくださっている方にも、知って調べてみてほしい言葉なので、記事にしてみました。

 

義父の家のいちじくの木

 

何かのコースを買って学んだわけでもないですし、コーチがついたわけでもないですが、このセルフラブという言葉と情報を手にした後、自分自身でも考えられるようになったのが、

ー 自分のことを愛するということと、人に迷惑をかける、わがままになるということはイコールではないのだということ。

 

ー 人を優先して自分のことを後回しにするのは、本当の優しさではないということ。

 

ー 自分を愛し認めるからこそ、周りも大切にできるのだということ。

 

ー もっときれいにならないと。もっと痩せないと。もっとこうならなくてはならない。などと、自分を社会や周りの型に合わせて縛りつけてしまうのは、ずいぶんもったいないことなのだということ。

 

ー そのまま、ありのままで愛されるのだということ。

 

ー 自分には価値があるのだということ。

 

パリ植物園のバラ

私が気になってよくネットでみているというのもありますが、セルフラブというのをよくインスタグラムなどでも目にします。

そこで特に大好きで、素敵だなぁ、こんな風に考えられるようになろうと思ったのが、次に挙げるお二人。

 

アリスさん

Aris Hasegawa | ありす (@be_your_bff_) • Instagram photos and videos

 

ソフィーさん

𝐒𝐨𝐟𝐢𝐚 𝐌𝐨𝐫𝐢𝐲𝐚𝐦𝐚 | セルフラブ・自己肯定感 (@lovelightsofia) • Instagram photos and videos

 

お二人ともまったく面識がない方ですが、

発信されている動画や無料コンテンツなどで、強く共感できたり、励まされたり、

笑顔が素敵な女性たちです。

 

セルフラブに出会って、私が大切にしていることは

「自分はどうしたいのか」

「自分はどう成長できるか」

「自分が好きかどうか」

「自分に寄り添った言葉・行動かどうか」

人生は時に思いがけないサプライズがありますが選択の連続だと思ってます。物を選ぶにしても、何か選択しなければいけないときは、これらを考えるようになりました。

もちろん、すべてが自分軸ではなく、主人もいるので、「二人がどうしたいか」、「二人が好きかどうか」という選択肢になるときもあります。

でも基本は変わりません。自分だけか、二人で一人かの違い。

 

セルフラブ

自己肯定感をあげ、自分も周りも大切にできる考え方だと思っています。

これからも、たくさんたくさん救われるであろう考え方。

流産がなければきっと、自分の内側へ目を向けることもなければ、出会うこともなかった考え方でしょう。

おなかに来てくれたあの子のこと、あの子の心拍が止まっているといわれたあの時のことを考えると胸がぎゅっと締め付けられますが、それでも来てくれてありがとう、いろいろなことを知る機会をくれてくれてありがとうと考えられるようになったと思います。セルフラブとはずれますが、あの子のおかげで、本当の意味で『何事にも意味がある』ということも学んだ気がします。

 

一生続くであろう、このセルフラブの旅(Self Love Journey)

価値がないとまで思った自分のことがもっと好きになれたから、

この言葉・考え方に出会えて、なんて私は幸運なんだろうと思います。

 

今回の記事は重い話もありましたが、セルフラブを語る上では自分には欠かせない出来事だったので合わせて書かせていただきました。

 

読んでくださってありがとうございました。

ぜひ、“セルフラブ”、調べてみてください。

パリ、おすすめレストラン 第一弾

トゥールーズへは引っ越してきたばかりなので、つい最近まで住んでいたパリの情報から書いていこうと思います。

今回はおすすめのレストラン編!

美味しいものが大好きなので、デートと言えばレストラン・カフェ巡りだったということもあり、第二弾、第三弾と続けてしまうかもしれませんが、まずは第一弾。

ガイドブックにも載っているものもあるかと思いますが、私が実際に行って美味しかったと思ったところを書いていきます。

紹介の順番は書くに当たって思い出した順ですので、美味しさはどこも満点‼

 

まず一件目は、『narro』

フランス料理のレストランです。

日本人シェフが多くいる、こちらのレストランは、繊細だけれどしっかりと計算された味の組み合わせと目にも鮮やかな盛り付けで、とっっても美味しかったです。ほっぺが落ちそう‼

定番のメニューもあるかと思いますが、市場で仕入れてきた新鮮な季節の食材で作られたお料理は、行く度に代わり、その出会いは一期一会です。

 


narro 前菜

narro メイン

narro デザート

オーナー夫婦の奥さん、めぐみさんは、優しくて笑顔がまぶしい女性です。ワインもおすすめを聞くとお料理と合わせたものを勧めてくださいます。

パリに住んでいる日本人には結構知られているレストランだと思います。

 

メニューは26€から、アラカルトでも頼めます。

月曜日が定休日です。

ウェブサイトはこちらから、https://www.restaurantnarro.fr/

本店はこちら、72 Rue du Cardinal Lemoine, 75005 Paris

 

 

二件目は、『La Bellevilloise』

こちらは日曜日のブランチがお勧め!

ブッフェスタイルの洋食で、自分が食べたいと思ったものを食べたいだけ食べられます。

週によって変わる生のジャズ演奏とともにお食事が楽しめるので、パリジャンたちにとても人気。

オリーブの木に囲まれた開放的な空間ですが、屋内なので雨天でも大丈夫。

ベジタリアンでも楽しめるお料理のラインナップで、デザート、パン、飲み物の種類も豊富でした。

La Bellevilloise ブランチ

La Bellevilloise 生演奏とともに


私は行ったことがありませんが、木曜日から土曜日の夜8時から10時までは『CAFÉ-CONCERT』というプログラムがあり、軽食や飲み物とともに音楽が楽しめるものがあるようです。

ブランチのメニューは32€、要予約です。

ウェブサイト、予約はこちらから、https://www.labellevilloise.com/jazz-brunch-dimanches-jours-feries/

住所は、19-21 Rue Boyer, 75020 Paris

 

三件目は、ベトナム料理のレストラン『Tam』

ベトナムは以前、フランスの植民地となっていたこともあり、ベトナム人が多く、本格的なベトナム料理が楽しめます。

こちらのお店は友人のベトナム人が連れて行ってくれたレストラン。

カクテルもエキゾチックなものが多く、コンデンスミルク入りのベトナムコーヒーも格別でした。

お料理にも舌鼓。

ネムといわれる、パリパリの春巻きに、しゃきしゃきのパパイヤサラダ。

豚の煮込みは甘めのソースでどこか懐かしい味がしました。

 

Tam カクテルで乾杯

Tam 春巻きとパパイヤサラダ

Tam メイン

薄暗い店内は異国情緒あふれ、デートにもいいかもしれません。

メイン料理は21€から、定休日は月曜日と、火曜日のお昼です。

ウェブサイトはこちらから、https://www.tamparis.com/

住所はこちら、43 Rue Mazarine, 75006 Paris

 

そして四件目、『FrenchParadox - Canard & Champagne』

カモ料理とシャンパンのレストランです。これぞフランスという感じのレストラン。

ここのお店の一押しは何といってもカモ肉料理!

フランスに来て何が一番おいしいと思った?と聞かれたら、私が真っ先にこたえるのが、マグレドカナー(Magret de Canard)といわれるカモ肉のステーキです。

いやもう美味しいのなんのって。

Canard & Champagne オニオンスープ

Canard & Champagn カモ肉のステーキ

こちらのお店では、前菜・メインとシャンパン一杯もしくは二杯つき

前菜・メイン・デザートとシャンパン三杯つきのメニューがあります。

もちろんアラカルトで頼んでもオッケー。

ブランチも再開したようです。

 

メニューはお昼17.5€から、夜はシャンパンなしのメニューが 29€から

ブランチは35€です。

予約をしたほうがいいかもしれません。

ウェブサイトはこちら、https://www.frenchparadox.paris/

住所はこちら、57 Pass. des Panoramas, 75002 Paris

 

まだまだ紹介したいレストランがあるのですが、今回はここまで。

第二弾に続けようと思います。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

フランスの首都、パリ(リアル編)

今回は、前回の続きパリのリアル編を書きます。

“花の都、パリ”、“愛の街、パリ”なんて言われますが、実際住んでみて知った部分を紹介したいと思います。

確かに、映画のよう!、あぁ素敵だなぁ。きれいだなぁと思う場面に出会うこともあります。エッフェル塔がキラキラ光る、シャンパンフラッシュと呼ばれるものをみたときなんかはそんな時。

カップルもよくラブラブ、イチャイチャしていることも多く愛の街といわれるのも、納得することも。老若男女とわずなので、とても微笑ましくロマンチックな光景です。

パリのカップ

ただ、綺麗なだけじゃない、リアルなパリ事情。

 

まず一つ目のリアルポイント、メトロや駅構内のアンモニア臭。

お掃除をしている人は見かけるものの、どことなくずっとトイレの香り。

メトロの看板なんかは写真映えしますが、臭いがお届けできなくてよかったことの一つ。

ただ、無料で、アルコールジェルのミニボトルを配ったり、春分の日には花の鉢植えを配ったりすることもありました。

春分の日に配られた鉢植え

音楽を奏でる人も多く、音楽をして客引きしてもいいですよっていう指定の場所でする人もいれば、急にメトロに乗ってきてパフォーマンスをしてお金をお願いする人も。日本の昔でいう“流し”という感じでしょうか。うまい人の時は聴き入ってしまいます。

弾き語りを始めるおじさんとそれを聴く子どもたち

たぶん、ジプシーやホームレスの人たちだと思いますが、お金をくださいとお願いする人もいたり、席で寝座っている人もいたり、スリもいたりと、メトロ・駅構内はあんまり治安がいいものではないかもしれません。私も、慣れてからはイヤフォンはしていましたが、乗るときは少し気が張っていたかのように思います。

旅行でくる場合は、ブランド物のバッグは持って乗るのはやめたほうが良いかもしれません。あとバッグはチャック付きがおすすめ。リュックの場合は前で持って乗ることをお勧めします。あんまりキョロキョロ、オドオドすると狙われる確率が上がると思うのでドンとしているのも大切だと思います。絶対パンツやスカートのポケットに携帯や財布をいれるのはNGです。

ネガティブなことが多く書いてしまいましたが、パリのどこにでも通っているので、荷物が多くなく、住むような体験したい人の移動にはメトロがおすすめです。歩ける人は断然徒歩がおすすめ。ガイドブックにも載っていないお店屋さんが見つかるかもしれません。

 

二つ目は、ストライキ、デモが多い!

事前に警察に届けて行うストライキはニュースや大使館からのメールでわかりますが、届け出のないストライキがあることも。

特に交通機関ストライキがあると、大変です。一日だけならまだしも、終了日未定の場合も。初めて働き始めた年に約2か月間のストライキがあったときは、ほぼすべての交通機関が止まり、通勤往復徒歩で3時間なんてこともありました。

デモ中の人々

ただこれも、民主主義の国フランス。自分の権利は全力で訴えます。嫌いじゃないけれど、通勤とかで自分にとばっちりがくるとイラっとします笑

ストライキもですが、突然メトロや電車、バスがよく「この電車(バス)はここまででーす。降りてください、」と言われても、みんな、「あぁまたか」、「もー、くそっ」と文句を言いつつも、自分たちで次のルートを探したりと臨機応変に対応することに慣れている感じ。

 

三つ目は、道の落とし物、ごみが多い。

上を向いて歩いてはいけないといわれるほど、道が汚いパリ。

特に飼い犬の後始末をする人が少ないのが悲しいところ。歩けば棒ではなく犬の落とし物にぶつかってしまいそうです。

ごみ、たばこの吸い殻、ガム、鳥や犬の落とし物が必ずあるといっても過言ではないほど。きれいだとあっ掃除したてなんだなとわかります。掃除も、綺麗なみずを流して終わり。よく水が道路の端をながれていることがありますが、これは下水ではなくきれいな水を使っているとのことで環境に良くない、もったいないと少し問題視されているのだそう。

ごみが多いので、ハトやネズミなんかも多く見かけます。

日本のように持ち帰る習慣はあまりないので、特に祝日や天気がいい日の次の日の、公園のごみ箱周辺はネズミのレストラン化して身震いしてしまいます。

道端の鳩

これは写真や映像ではなかなか撮られない(撮っても編集されてしまう)パリのちょっと残念ポイント。

 

四つ目は、サービスは店員さんのご機嫌と仲の良さ次第。

ある程度高級なところに行けば、もちろんサービスも最高です。

ただ普通のカフェはそうはいきません。サービスは店員さんのご機嫌次第なんてことも。もちろん、前提としてこちらから、にっこりと挨拶をすることは必須です。日中ならボンジュール、夕方以降ならボンソワーと一言、入店時にいうのが基本。言うと言わないのでは店員さんの態度が違います。あとはご機嫌とどれだけ常連なのかという仲の良さ次第。

あと、子ども連れだと、店員さんも、もっと優しいかもしれないです。子ども、家族連れに優しいのはこういったサービスだけでなく、日々の生活でも感じます。メトロの駅にはエレベーターやエスカレーターがついているところが多くないので、ベビーカーを持ち上げて手伝っている姿をよく見ます。

一服休憩中のウェイターさん

たばこを吸う人も多いのは店員さんも例外ではなく、吸うときはお店から一歩出て吸っている光景をよく見ます。これも絵になってしまうと思いませんか?

 

五つ目は、物価が高めだということ。日本食はラーメン一杯15ユーロ(2000円、2022年9月のレート)が普通。ごくごく普通のカフェのランチでも、14~20ユーロが一般的ではないかと思います。食費を抑えたいのであれば、自炊がおすすめ。

自炊ができる環境であれば、マルシェと呼ばれる路上市場で新鮮な食材を買って季節の料理を楽しむのもあり!

マルシェの八百屋さん

バターやチーズなどの乳製品は日本よりお得に購入できるかと。旅行でいらっしゃる場合は、真空保存して冷凍で持って帰ってもいいかと思います。7区にあるボンマルシェ、グランドエピスリーという高級スーパーでは真空保存のサービスを行っているかと思います。

La Grande Epicerie de Paris: https://www.lagrandeepicerie.com/fr/index

38 Rue de Sèvres, 75007 Paris

 

六つ目は、芸術の街であることです。

芸術・音楽好きにはたまらないでしょう。美術館はもちろんのこと、アトリエもたくさんあります。また、さきほども書いたようにメトロでもですが、街のいたるところで即興音楽演奏が始まったりすることも。

街角での即興演奏とそれを聴く人々

音楽でいえば、一番のイベントは毎年夏至の日に行われる、音楽祭(Fête de la musique)がおすすめ。パリだけでなくフランス中の街のいたるところで、深夜まで様々な演奏が行われます。

音楽祭の様子

住めば都といいますが、いろいろ言っても、やはり嫌いじゃなかったパリ。

楽しいことばかりではありませんでしたが、あぁ楽しかったなぁ、満喫したと思うパリ生活でした。

 

パリシンドロームという言葉もあるくらい、パリに幻想を抱いて来てしまうのと幻滅してしまうこともあるでしょう。

こんなところもあるんだなぁってことを知って、それでもパリに来て、その滞在を楽しんでもらえたらうれしいです。

 

読んでくださって、ありがとうございました。

 

フランスの首都、パリ(素敵なところ編)

今回は、約4年間住んだ、フランスの首都、パリについて書こうと思います。

コロナ前、コロナ中、コロナ後(?ですが、フランスはもうなかったかのような生活なので)を過ごした、パリ。

素敵なところも、リアルなパリも、それぞれ紹介できたらと。

今回は素敵なところを書いていきます。

(お写真はGR3で2021年からスナップしてきたものになります。)

 

素敵だったのは、とにかく建物、美術館、モニュメント。

モニュメント、美術館は一度の旅行では回り切れないくらいたくさんあります。

大きな美術館、例えばルーブル美術館オルセー美術館は、じっくり見たいのであれば、それぞれ1日はあったほうが良いかもしれません。

ノートルダム大聖堂はまだまだ修復中。中には入れませんが、外に写真付きで火事や修復状況についての説明があります。

パリ市庁舎

ノートルダム大聖堂

また、公園も好きでした。こんな風にみんな座って日向ぼっこやピクニックをしています。芝生がなく椅子がある公園では、晴れている日なんかは椅子が見つけられないくらい! 夏の終わりのこんがり小麦色がステータスのフランス、ビキニを着て日焼けをしている人も見かけます。

ピクニックもいたって簡単なもの。インスタグラムでもよく見かける、バゲットやチーズ、フルーツという組み合わせも定番。飲み物とおつまみ、出来合いのものが大半。日本のようにがっつりお弁当はほとんど見かけません。さぁ、ピクニックするぞというよりは、今日天気いいしピクニックしよーという感じ。なにも持たず、芝生に寝転がるだけということも。“ゆっくりすることの大切さ”をフランスに来てから知った気がします。

ルクサンブルグ公園

ブットショーモン公園

そして、お花屋さんが多いのもパリの魅力。

私が、心からおすすめする、大好きな日本人女性経営のお花屋さんを二つ紹介したいと思います。

一件目は、La Plumeです。

7 Rue du Moulin des Prés, 75013 Paris

Instagram: https://www.instagram.com/laplume_flowershop/

La Plume

メトロPlace d'Italie駅から歩いて3分にある、お店は外観から、もう可愛いが溢れています。季節のお花が溢れる店内は、まるでお花畑にいるかのよう。

ゆうこさんは、ブライダルやイベントのブーケやアレンジメントもしていらっしゃったり、不定期でアトリエもしていらっしゃいます。私は、自分たちの人生の節目には写真を撮るようにしているのですが、その時にお願いするブーケは、必ずゆうこさん!

いつも最高のブーケを作ってくださいます。

撮影前日に受け取ったブーケと一緒に

そして二件目は、Ko Hana, Fleurs & Céramiqueです。

36 Av. Simon Bolivar, 75019 Paris

Instagramhttps://www.instagram.com/kohanafleursceramique/

Ko Hana, Fleurs & Céramique

メトロButtes Chaumont駅もしくはPyrénées駅から徒歩4分ほど。

ヴィンテージ家具に囲まれたお店はまるでおとぎ話のよう。けいこさんご夫婦の好きが詰まった素敵なお店です。植物に愛情をもって接するけいこさんの作るブーケは繊細で美しいものばかり。そしてきちんとお手入れすれば驚くほど長持ちします。

けいこさんがセラミックの花器もお店で販売してます。

お任せで作っていただいたブーケ

パリに来て/住んで、お花がほしいと思う方にはぜひ行ってみてほしいお店です。

トゥールーズでもお気に入りのお花屋さんが見つけられたらと思っています。

 

次回のリアルパリ編では、パリはこんな面もありますっていうことを書いていけたらと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

南西フランス、トゥールーズ

まずは、私が引っ越してきた街について、サラッと紹介しようと思います。

 

トゥールーズ(Toulouse)、フランス南西部にある、オクシタニー地方の都市で

フランスで4番目に大きい都市です。

レンガでできた建物が多いことから、別名、バラ色の都市(la ville rose)と呼ばれます。

トゥールーズ市内

私が見た感じは、オレンジ色の都市のほうがしっくりきます。ただ夕日に当たるとバラ色に近くみえました。人も優しく、色の温かみも相まって、街がゆったりしているように思います。

 

また、スミレの花が有名で、スミレの市街(Cité des violettes)という別名もあります。このスミレは、元々はナポレオン軍にいた兵隊さんがイタリアにいる恋人へ送るために植え始めたといわれています。

町のお土産屋さんにはスミレでできた商品を扱う専門店もあったり、年に一度スミレ祭りがひらかれたりもします。

 

観光の見どころとしては、トゥールーズ市役所、サン=セルナン大聖堂は有名です。

トゥールーズ市役所

 

サン=セルナン大聖堂

トゥールーズにいらっしゃる皆さんは、ウィキペディアやグーグルなどで歴史や観光名所をきっともう検索していらっしゃるかと思うので、それぞれの詳しい説明はいつかまた今後にでも。

 

ぜひ食べていただきたいのは、トゥールーズソーセージや、カモ肉料理、フォアグラ。絶品です!

トゥールーズソーセージ

私は苦手なのでまだ食べていませんが、豆料理がお好きであればカスレもいいかもしれません。

チーズはロックフォールも有名で、美味しいもの祭りで、ロックフォールとメロン、または洋ナシの組み合わせで食べたものがすっごく美味しかったのでおうちでも再現しました。ブルーチーズが苦手な主人も喜んで食べてくれたくらい!

 

スポーツは、サッカーよりもラグビーが盛んな印象。ラグビーのスタジアムもあります。そうはいってもヨーロッパなので、サッカーもチームがあり、選手の中には日本人もいます。

 

大学都市でもあり、大きい大学3校を含め高等教育機関がたくさんあります。そのため学生も多く、街に活気があります。ガロンヌ川にそって座る姿は京都の鴨川のよう。大学時代を京都で過ごしたので、懐かしい感じもしました。

 

パリからはTGVで4時間半、(2030年には直行便ができるようで3時間になるようです。)、パリから空の便ではブラニャック空港(Aéroport de Toulouse-Blagnac)まで1時間20分ほど、空港からは市内まで25分から35分ほどで着きます。

パリからの日帰りは難しいですが、お時間に余裕があれば、トゥールーズへぜひ!

読んでいただき、ありがとうございました!