4年ぶりの日本一時帰国
お久しぶりです。
3月に思い切って日本に一時帰国してきました。
コロナ後、初めて帰った日本。
主人は5年ぶり、私は4年ぶりの日本でした。
いろいろと変わったところ、初めて気が付いたところ、おすすめしたい場所などを書けたらと思います。
今回コロナも緩和され、必要だったのは3回のワクチン接種とvisit Japanというアプリケーションの登録のみ。これも5月8日にはなくなるようですね。やっと終わりがきたという感じがします。
3月上旬ドイツ経由で帰ったのですが、機内はほぼ観光客であろうヨーロッパの方々でほぼ満席。日本人の方はビジネスもしくはこちらに住んでいる方の一時帰国といった印象でした。
ネックなのが、チケット代。これが以前は往復600€前後/一人だったのが二倍以上しました。ロシア・ウクライナ戦争の関係で遠く飛ぶのと、燃油代高騰が原因かと思います。コロナも落ち着いたので、あとは戦争が早く終わって、前のように行き来しやすくなるのを願うばかり。
今回は4年ぶりということもあって、いろいろ詰め込みすぎました。
次回はもっとゆったりしようと思います。
まず書いていきたいのが、おすすめしたい場所‼
今回の滞在でとてもよかったのが、初めて訪れた高知県‼
弟が旅行関係の仕事で住んでいるので、両親と一緒にみんなで会いに行ってきました。
いやぁ本当に素晴らしかった。以前からご当地料理のために旅行する私たち。
名古屋にはみそかつを食べに24時間で訪れたことも。
高知の食べ物は最高でした。
言わずもがな、カツオのたたきは臭みがなく、名物のゆずを使ったポン酢でしょうか、タレとの相性はばっちり。タレでなくても塩でいただくのも絶品でした。
私の弟がお休みをとって連れて行ってくれたお店はどこも美味しく頬が落ちました。
その中でもおすすめしたいのが、『しゅん』と『はな佐』という居酒屋さん。
『しゅん』でいただいたのはタレのカツオのたたき。スモークの利いたカツオのたたきとさっぱりしたタレが絶妙にマッチして、お酒がすすみました。こちらでいただいた鶏のから揚げも絶品でお代わりを頼んでしまったほど。中がジューシーで外がパリっとした衣、最高でした。
『はな佐』でいただいたのはタレと塩の両方。カツオのたたきももちろん、お刺身の盛り合わせのネタはどれもプリッとしていて肉厚。できることならフランスに持って帰りたいくらいでした。おすすめしていただいた日本酒との相性も完璧。
こじんまりとしたお店で、ずいぶんと盛り上がってしまいました。
どちらも、また高知を訪れたら行きたいお店たち。
『しゅん』
住所は、〒780-0822 高知県高知市はりまや町1丁目4−21
定休日は日曜日
『はな佐』
住所は、〒780-0842 高知県高知市追手筋1丁目10−13
定休日は日曜日
そして観光の定番、ひろめ市場ももちろん連れて行ってもらいました。
ここでいただいた赤牛という高知の和牛がとても美味しかったので、書いておきます。
『プティ・ヴェール』というお店。
フランス語で小さなグラスという名のお店は、きっとご主人がフランスが大好きな方で、お店のデコレーションにはそこらかしこにフランス語やフランスの地図がありました。こちらでいただいた赤牛のステーキが、完璧なミディアムレア♡
よく和牛にある脂身が乗っているものではなく、赤身の赤牛。
胃もたれせずにどんどん食べられそうなお肉でした。私は日本酒でいただきましたが、ワインにもばっちりだと思います。付け合わせのお野菜たちもほろっさくっであっという間に完食してしまいました。
『プティ・ヴェール、ひろめ市場』
また、高知県では、飲んだ締めはラーメンやお米ではなく、餃子なのだそう‼
小さめの餃子はいくつでもつまんでしまい、ジューシーな具がパリっとした皮に包まれて、お腹がいっぱいにもかかわらず箸がとまりませんでした。
飲んだあとなので、お写真を忘れてしまい残念なのですが、、、
そして鶏も美味しい高知県。今回連れて行ってくれたのが、『鳥心』というお店。
ボリュームがなんともすごい‼食べられるかなと思うほどのボリュームなのに、あっという間に完食してしまうほど、美味。
弟も「食べた後はもう食べられないと思うんだけど、またすぐ食べたくなるんだよなぁ」と帰りの車でつぶやいてました。
鶏南蛮というと、タルタルソースを連想しますが、ここはオーロラソースと呼ばれるケチャップとマヨネーズをミックスしたソース。私はネギだれでさっぱりしたものを選びました。
『鳥心』
住所は、〒780-0082 高知県高知市南川添15−3 鳥心
定休日は水曜日
海の幸も、お肉もお野菜もお酒も美味しいなんて、私にとって天国な高知県。
今回の高知旅行では、名産のゆずを使ったポン酢や、お菓子、お酒なんかを買って帰ってきましたが、もっと買ってくればよかったとおもうほど。
もし弟が転勤で移動してしまっても、ゆずの物や、日本酒を買いに、またぜひ訪れたいものです。
まだ一時帰国記事続きます。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
ロンドン、おすすめカフェとアフタヌーンティ
前回の続きで、今回訪れた2泊3日ロンドン滞在で行った
おすすめしたいカフェとアフタヌーンティについて書こうと思います。
まずは、おすすめカフェ!
こちらは、パリに引っ越した後に知ったカフェで、ずっと行きたいと思っていたのですが、今回やっと訪れることができました。
『Host Café』
教会に設置されているカフェで、教会は今でもミサなどで使われている現役の教会です。
ある一定の場所から先は飲食できませんが、美しい天井のレリーフやステンドグラスを眺めながら、ゆっくりと静寂な時を過ごすのは本当に贅沢でした。
時期もあって、流れていた音楽はクリスマスミュージック♡
それもなんて素敵ー♡とため息をつくのに拍車をかけていた気がします。
パソコンで作業をする若い子たち、会議にいそしむサラリーマン、お茶に来る老夫婦など、年齢層は様々。けれど、混んではいなかったのでゆっくりしたい人向け。
いただいたコーヒーもとても美味しかったです♡
場所はテートモダンや、セントポール寺院なんかも近いので休憩に寄ってみるのもおすすめ♡
住所は、St Mary Aldermary, Watling St, London EC4M 9BW, United Kingdom
定休日は、週末
住んでいる人はなかなかいかないのだそうけれど、やはり旅行で来ている身としては行っておきたいアフタヌーンティ♡
今回訪れたアフタヌーンティはホテル、The Connaught内にある、
『Jean-Georges at The Connaught』
5つ星ホテルの中にあるので、スマートカジュアルくらい少しドレスアップしていくのをお勧めします。
お茶を選んで、運ばれてきたら、まずはサンドイッチプレートから
日本のサンドイッチに近い感じ。フランスに住んでいると、いつもサンドイッチと言えばフランスパンだったので、久しぶりの食感と味に感動しました。
今回は飲むのは控えたかったので、スパークリングジュースで乾杯♡
次にスイーツがのせられたスタンドとスコーンが運ばれてきます。
スイーツも甘すぎず美味しくいただきましたが、かなり量が多かったです。
個人的にはこのイチジクのパティスリーが美味でした。
おなかいっぱい。ごちそうさまでした♡
クリスマス前ということもあり、ホテル内のデコレーションはクリスマス仕様♡
レストラン内はたぶん通常時と変わらない気がします。
住所は、The Connaught, 16 Carlos Pl, London W1K 2AL, United Kingdom
定休日はありませんが、アフタヌーンティは昼と夜のレストランサービスの合間に行われるようなので、予約をした方がいいかと思います。
ロンドンは大好きなお友達もいるし、主人との思い出もたくさんあるので、またきっと訪れるところだと思います。
その時もまたこのブログでおすすめしたいところを書けたらと思います。
読んでくださってありがとうございました。
2泊3日、ロンドン旅
英国、ロンドンは、パリの前に4年ほど住んでいた場所で、とてもなじみがあり、大好きなお友達がいるので、昨年の11月ワンちゃんをお迎えする前に、コロナ後初めて、行ってきました。
トゥールーズからは飛行機で約2時間、空港にもよりますが、ヒースロー空港だとオクスフォードサーカス駅までタクシーで1時間ほど、格安航空が飛んでいるスタンステッド空港からはスタンステッドエクスプレスという電車でリバプール駅まで45分ほどです。
英国、フランスだと1時間の時差もあるので、フランス→英国だと少し得した気分です。
今回は2泊3日、親友のおうちにお邪魔しました。(ありがとう♡♡♡)
女二人で、夜な夜なワイン片手に語ったのは最高でした♡
お土産はトゥールーズのチョコレートと、到着して買った花束を。
お天気は11月中旬で、8度前後。
雨が降ったのは到着した夜のみで、あとは晴れてくれたのが幸いでした。
落ち葉もいい感じで、レンガ造りの家々が、これぞ英国という感じ。
ロンドンのクリスマスのデコレーション
ロンドンに来るなら、やはりクリスマスの時期は最高‼
今回行ったときは、ちょうど飾りつけ中/イルミネーションが始まったころでした。
Covent Garden
住所は、Cranbourn St, London WC2H 7AR, United Kingdom
クリスマスのイルミネーションで有名なのは、やはりオックスフォードサーカスからピカデリーサーカスにかけての大通りと、すぐ隣にあるカーナビーストリートだと思います。
大通りの飾りつけは2018年まで住んでいた時も同じものだったので、毎年同じもののように感じます。
そして大好きなリバティデパート♡
デパートはパリのギャラリーラファイエットやプランタンのように、ショーウィンドウもクリスマス使用に♡
リバティデパートには常設のクリスマスデコレーションコーナーが最上階にあります。
常設なので年中買えるようですが、やはりクリスマス前は活気がありました。
住んでいた時にも買えばよかったのに買わなかったので、今回は思い出に年号入りのものと、ゴールドの冠型のものをひとつずつ購入してきました。
年号入りのものはたぶん毎年、年の部分だけ変わるものだと思いますが、これしか2022と書かれているものはなかったので、こちらを。
Liberty London
住所は、Regent St., Carnaby, London W1B 5AH, United Kingdom
定休日はなし
クリスマスの時期には、パブやバーなんかもクリスマス使用
飾りつけがキラキラだったり、クリスマス特別メニューがあったりと、特別感♡
主人もパブは大好きで、引っ越してから恋しいのは?と聞かれて入るものの一つです。
同僚や友人と飲んで過ごした時間はとても楽しい思い出です。
お店や、ホテルも“これぞクリスマス“の雰囲気でいっぱい!
右側に写っているホテルRitzは、住んでいた時、母がちょうどクリスマスの時期に来てくれたので一緒にアフタヌーンティに訪れたのが今でも心に残るよい思い出。ピアノ演奏を片目に、最高のおもてなしで、文句なしの5つ星だったのを覚えています。
今回は、他のホテルのアフタヌーンティに行ったので、そちらをまた後程、違う記事でほかのおすすめカフェとともに紹介したいと思います。
クリスマスのデコレーションだけでなく、今回一緒に紹介したいのが、こちら。
フォトジェニックな本屋さん『Daunt Books Marylebone』
こちらは滞在していた時から時々訪れていた本屋さん。何よりも内装が素敵♡
こちらのショーウィンドウも、もちろんクリスマス仕様でした。
今回買いたかった本は1冊しか見つからなかったのですが、注文も可能。
長期滞在するならまた訪れるいい理由ができるので、注文してみても良いかもしれませんね。
絵本が大好きで、大学生時代からちょっとしたコレクター化している、私。
買って帰りたい絵本がたくさんあったけれど、格安航空で行ったのと、荷物の紛失が多いということも聞いていたので、今回は手荷物のみということもあり、なくなく断念。次来るときは預け荷物もしようと思っています。
荷物に余裕がある方はいっぱい買って帰っても良いかもしれませんね。
絵本にもクリスマスのシーズン物が多くみられました。さすが♡
こちらで売っているキャンバスバックも可愛くて、今回は着ていったコートと同じピンクの小さめのサイズを見つけたので購入しました。大きいサイズは黒を愛用してます。結構入ります。ただジッパーなどがなく口ががばがばなので、貴重品は巾着にいれるかしないと少し不安。
帰りの地下鉄でパシャリ。前の席に座っていたおしゃれなおじいちゃまのちらりピンク靴下とマッチした感じが気にってます。
Daunt Books Marylebone
住所は、84 Marylebone High St, London W1U 4QW, United Kingdom
定休日はなし
次回はおすすめのカフェと、アフタヌーンティについて書きますね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
お久しぶりです
明けてますね、2023年、おめでとうございます♡
前回の投稿、10月から、ロンドンへ行ったり、子犬を家族に迎えたりと大忙しで、あっという間に年を越していました。
子犬はずっと飼いたいと思っていた、オーストラリアンシェパードという種類の犬で 大人は25㎏から30㎏になる大型犬に分類されます。
トゥールーズから車で約1時間半北に行った、とても穏やかな村にある牧場からお迎えしました。
時々ブログにも出てくるかと思います。どうぞよろしくお願いします。
名前はタンポポと名付けました。
フランスでは生まれた年で犬の頭文字が決まっているというルール的な(絶対ではない)ものがあります。Tで始まるものを考えていたわけではなく、犬をお迎えしたら二人でつけたいと思っていた名前だったので、たまたま2022年がTの年でラッキーでした。
お迎えしたときは2か月で、今は4か月になりました。
お迎えしたときは、ころころ、よちよちだったのが、だんだんと凛々しくなってきてそれもハンサムでやはりわが子並みに可愛い。
飼ってみて親ばかならぬ、犬ばかとなってしまうのもわかる気がします。
大切な家族の一員。まだ来て2か月だけれどそれ以上の時が流れたように思うほど。
オーストラリアンシェパードについて少しだけ、、、
オーストラリアンシェパードはアメリカ原産だといわれていますが、実際の祖先は、北アメリカ、そしてオーストラリアに輸入された、スペインとフランスの国境をまたぐピレネー山脈のバスク地方起源の犬だといわれています。
(バスク地方は、夫が幼いころから毎年夏に行く地方で、なんだか親近感があるような、嬉しいような。)
牧羊犬だったため、とても賢く、体力もあるとされています。
性格は、優しく陽気で、忠実だといわれていますが、タンポポは耳やつめなどもおとなしく触らせてくれるとてもやさしい子です♡
なによりも食いしん坊、、、飼い主に似ているのでしょうか。
遊びも大好きで、人やほかの犬を見るとすぐにお友達モードに。番犬にはなりませんが、可愛い。
この子をお迎えしたこともあって、なかなかブログが更新できていませんが、カフェ・レストランの続きや、ロンドンについても書けたらと思っています。
どうぞ気長にお待ちください。
トゥールーズ、おすすめカフェと市場
今回はトゥールーズで何件かいって良かったカフェと、おすすめしたい常設市場を書いていきます。
おすすめカフェ一件目は『LA FIANCEE TOULOUSE』
英語も話せるとっても気さくな店員さんがいます。
今回は、美味しいお店手作りのチャイラテでお散歩中に一休み♡
ブランチもしているそうなので、今度また来ようと思っているところ。
店内はこじんまりとしていますが、テラス席もあります。
予約は6人まで受け入れているとのこと。
チャイラテ4.8€、カプチーノ4€
定休日はなし
ウェブサイトはこちら、https://cafelafiancee.com/
住所はこちら、54 Rue Peyrolières, 31000 Toulouse
二件目に紹介するのは『Flower's Café』
大きくて美味しいケーキと飲み物がいただけます。
3人で分けて食べたのですが、大きかった。一人だとたぶん食べきれないくらい笑
テラス席は可愛い噴水のすぐ隣、レンガの建物に囲まれた広場で、天気が良ければテラスもおすすめ♡
店内二階にお席もあります。こちらもしっかり可愛いで溢れていました。
可愛いしか出てこない、この語彙力のなさを悔やみます笑
ケーキはお持ち帰りが4.5€、店内が4.8€
紅茶が4€(約40種類から選べます)
定休日はなし、
ウェブサイトはこちら、https://www.theflowerscafe.com/
住所はこちら、6 Pl. Roger Salengro, 31000 Toulouse
三件目は『Le Sherpa』
こちらはクレープ専門店ですが、クレープだけでなく、お茶も美味しいのです。
お値段もお安く、いつも多くのお客さんで賑わっています。
いつもいただくのが、キモノという名前のお茶(Thé KIMONO)。
主人もお気に入りのお茶です。
クレープも塩系と、甘い系の両方あり、塩系もフランスでよくあるガレットではなくクレープ生地がデフォルト。ガレットが良ければ0.5€追加で変更可能です。
お茶を頼むとお写真のようなティーポットで出てきます。
店員さんはトゥールーズで珍しく塩対応であることが多いですが、味は保証つき笑
2卵入りクレープが4.5€、ジャム入りクレープが3.8€
お茶3.4€
定休日はなし
お店のフェイスブックはこちら、https://www.facebook.com/profile.php?id=100054454901463
住所はこちら、46 Rue du Taur, 31000 Toulouse
カフェはこれからいろいろ行ってみようと思うので、今回はこれくらい。
そして次に紹介するのが、トゥールーズの二大常設市場!
『Marché Victor Hugo Toulouse』と『Marché Couvert Saint-Cyprien』です♡
まずは『Marché Victor Hugo Toulouse』
1896年から続く、古き良き新鮮市場!
60件以上もの店舗にそれぞれの旬のもの、地元特産の食べ物・飲み物が並び、活気にあふれています。
お写真は夏のバカンス中に撮ったものなので、お店も夏休みで閉まっていたり、人も少なかったりと、少し寂しい感じがしますが、通常はこれよりももっと賑わっています。
定休日は月曜日、営業時間は朝7時から14時まで
ウェブサイトはこちら、https://www.marche-victor-hugo.fr/
住所はこちら、Pl. Victor Hugo, 31000 Toulouse
そして次の市場が『Marché Couvert Saint-Cyprien』
こちらも屋内市場ですが、規模は小さく、こじんまりとしているけれど、おもちゃのような可愛い建物に、様々なお店がぎゅっと詰まった宝箱のような市場♡
こちらには、なんと日本人女性、ひさこさんが、経営しているチャコデリ(Tchaco Déli)というお弁当屋さんもあります。
明るくかっこいいひさこさんが作る、手作りの日本の味に心がほっと一息♡
市場もお弁当屋さんも定休日は月曜日、
市場の営業時間は朝7時から13時30分まで
市場のフェイスブックページはこちら、https://www.facebook.com/MarcheSaintCyprien/
住所はこちら、Pl. Intérieure Saint-Cyprien, 31300 Toulouse
キッチン付きのホテル、もしくはアパートメント滞在であれば、市場で食材を買って料理するのも、その土地の美味しいものを頂けるいい機会かもしれません♡
カフェについては第二弾、第三弾と続けていけたらと思います。
レストランも書けたらと思っています。
引っ越してきてから外食をほとんどしなくなったので、ゆっくりとそちらの情報については更新していきますね。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
南西フランス、トゥールーズ
南西フランス、トゥールーズへ引っ越してきて約二か月が経とうとしています。
今回はトゥールーズの魅力を書いていけたらと思います。
皆さんが、南フランスと言われて思い描くのはマルセイユや、ニース、アヴィニョンなどがある南東フランスの方だと思います。
そちらでは、インスタグラムなどでもよくみられるラベンダー畑やカラフルな街並みが有名でしょう♡
今回は南西フランスに位置する、トゥールーズを紹介します。
トゥールーズがあるのはオクシタニー地方で、モンペリエ、カルカッソンヌ、アルビ、ルルドも知られているのかなぁと思います。特にカルカッソンヌは"Voir Carcassonne et mourir"(カルカッソンヌを見ずして死ぬべからず)という言葉がフランスにあるほど。
オクシタニー地域圏でトゥールーズは一番人口が多く、今、フランスで最も発展・開発されている都市と言われています。
ラベンダー畑はありませんが、レンガと、ブルーやパープル、ホワイトといった色調の木枠の窓でできた街並みは温かみがあって可愛らしく、小さな小道で写真を撮るだけでも素敵!
また、地下鉄、トラム、バス、共有自転車と交通網も発達しているので、車がなくても観光できます。2024年までに市内におけるハイブリッドカーまたは電気自動車以外の進入禁止を掲げているので、車がない方が動きやすい都市かもしれません。
また観光だと、パリからくる方がほとんどだと思うのですが、2030年にはTGVにも直行便ができるそう! 今はパリ(モンパルナス駅)から電車で約5時間かかるところが、3時間に短縮されるそうです。これでパリへ旅行にいらっしゃる方がよく足を延ばされる、ボルドー、ストラスブール、モンサンミッシェル、リヨンなどの選択肢にトゥールーズも加わえることができるかもしれません♡
ちなみにパリから飛行機だと1時間半ほどで、トゥールーズブラニャック空港から市内までは30分ほどですが、モンパルナス駅に比べると、パリで空港に行くのが少し遠く面倒な気もします。あと手荷物も気がかりなところ。電車の方が少し時間がかかりますが、移動は飛行機に比べて楽かもしれません。
まずは、観光するときのおすすめポイントをいくつか書いていこうと思います。そのあと、引っ越してきたからこそ実感するトゥールーズのいいところも書いてきます。
上にも書きましたが、まだパリから片道4時間半かかるため、『最低1泊2日、できたら2泊3日』がおすすめ!
南地方特有のゆっくりとした時間の流れの中で、バカンスを楽しんでいただきたい♡
観光で来るのであればトゥールーズだけでなく、その周辺にあるアルビやカルカッソンヌ、ちょっと行きにくいですがルルドなんかにも行ってもらいたいです。
また、ルルドはカトリック教徒にとっての聖地で、毎年世界各国から600万人の巡礼者や観光客が訪れています。
カルカッソンヌ(Carcassonne)への行き方
トゥールーズからカルカッソンヌまではフランス国鉄(SNCF)の電車(TER)で1時間ほど、到着したカルカッソンヌ駅から、有名な城壁都市(Cité de Carcassonne)までは徒歩の場合は30分ほどです。
アルビ(Albi)への行き方
トゥールーズからアルビまではSNCFの電車直行で1時間ほど、乗り換えだと2時間以上かかることもあるので要チェックです。観光地までは駅から15分ほど。
ルルド(Lourdes)への行き方
トゥールーズからルルドまでは電車乗り継いで3時間、または車で2時間ほど。
もし1泊2日が精一杯という方に、トゥールーズで必ず訪れていただきたいのは、
『サン・セルナン大聖堂(Basilique Saint-Sernin de Toulouse)』と
『トゥールーズ市庁舎(Le Capitole)』です。
『サン・セルナン大聖堂』は11世紀から13世紀にかけて建造され、現存するロマネスク様式の建造物としてはフランス国内でも最大規模のもの。ユネスコの世界遺産に登録されています。2世紀の長い間かけて建築されたので、鐘楼のアーチが下から上に上るにつれて様式が変わるのも特徴的です。
毎年11月29日は、トゥールーズの最初の司教であったセルニン(またはサトゥルニン)の祝祭日(Fête de Saint Saturnin)であり、特別なミサが行われたり、普段は一般公開されていない場所をガイド付きで訪れることができます。
夏季は8時30分から19時まで
冬季は8時30分から18時まで訪れることができます。
住所はこちら、Pl. Saint-Sernin, 31000 Toulouse
『トゥールーズ市庁舎』は一般に開放されている大広間があり、こちらは豪華絢爛。
現在も現役の市庁舎なので、この地方に住むカップルの市役所婚もこちらの大広間で行われるそう。ため息が出るようなおとぎ話のような空間で結婚式なんて贅沢♡
市庁舎のすぐ隣には『キャピトル大劇場(Théâtre du Capitole)』があり、オペラやバレエ、コンサートなどを楽しめます。
市庁舎は毎日8時15分から16時45分まで訪れることができます。
住所はこちら、31000 Toulouse
市庁舎の目の前に広がる広場『キャピトル広場(Place du Capitole)』では頻繁に催し物が開かれており、クリスマスの時期だと、クリスマスマーケットが開かれます。今年2022年度はこの広場に限らず、街のいたるところでクリスマスマーケットが開かれるらしいので、そちらの様子も書けたらと思っています。
またキャピトルからガロンヌ川に向かって移動すると着く『セン・ピエール橋(Pont Saint-Pierre)』から見える景色も素晴らしいです。
橋の住所はこちら、Rue du Pont Saint-Pierre, 31400 Toulouse
大きな室内市場も『Victor Hugo Market』『Marché Couvert Saint-Cyprien』の二か所あり、こちらはそれぞれ朝7時から14時、朝7時から13時まで。
地元の食材がずらっと並び、地元料理やワインもいただける活気あふれる市場です。
(この市場とおすすめのレストランやカフェはまた違う記事で詳しく書こうと思います。)
また、飛行機好きには『Musée Aeroscopia』『Manatour - Let's visit Airbus』もおすすめ。
アメリカのボーイング社と二大旅客機製造メーカーとして有名なエアバス(Airbus)の本社があるトゥールーズ。
『Musée Aeroscopia』は飛行機博物館、『Manatour - Let's visit Airbus』はエアバスの飛行機工場見学です。どちらとも市内ではなく、トゥールーズブラニャック空港のすぐ隣にあります。
『Musée Aeroscopia』
毎日 9時30分から19時まで
住所はこちら、1 All. André Turcat, 31700 Blagnac
『Manatour - Let's visit Airbus』
定休日は日曜日、月から土曜日は9時から18時まで
住所はこちら、All. André Turcat, 31700 Blagnac
来年2023年にはラグビーのワールドカップがトゥールーズでも開催されます。
ルールもわからないにわかですが、ぜひ見に行きたいなぁと思っています。
また、日本代表のベースキャンプ地に、トゥールーズが決まったと発表もあり、なんだかワクワクしています。日本戦があるので、そちらも見たいと思うところ!
観光するときに時期があえば、トゥールーズでラグビー観戦もいいかもしれません。
ここまで、観光するならおすすめの場所をいくつか書いてみました。
さて、次に引っ越してきてよかった点をいくつか書いていきます。
トゥールーズのいいところまず一つ目は、『人が優しい』
レストランやカフェで、パリの対応に慣れていたので、こちらへ来て店員さんのフレンドリーさに感動してしまったくらい笑
ある程度大きな街なのでみんながいい人ばかりではないでしょうが、こちらへ来て嫌な気分になったことはまだありません。
そして二つ目は『気候が穏やかで空気がいい』
温暖化もあるのでしょうが、10月下旬でも日中は25度前後でTシャツで過ごせる日が多いです。パリの友人の投稿や話を聞くと、ジャケット必須だったり、曇り空だったりがほとんどの中、温かい陽の光に包まれて羨ましがられることも。
こちらへ来て、植物もよく育つようになりました。
緑も多く、空気も澄んでいて、深呼吸がしやすい。
そして鼻毛が伸びるのが遅い。パリにいたときは鼻がしょっちゅうむずむずしていたのですが、それもなくなりました笑
三つ目は『活気がある』
大学が多くあり、学生の街といわれるほど。とにかく若い人が多い。
そんな若い人の力で、老若男女、街全体に活気がある気がします。
新しいお店も次々と出店してきていて、今一番開発されている都市というのも実感。
最近だと、大学同士のボートのローイングレースがガロンヌ川で行われており、チアリーダーや、ワインやビール片手に応援する人でにぎわっていました。
もう10年以上経つのに、高校野球を思い出してしまった!
そんな懐かしさを味わいつつ、いいポジティブなエネルギーを分けてもらえた気がします。
最後は『お金がかからない』
やはり大都市パリに比べると、ほとんど外出をしなくなったということもあり、無駄な出費がなくなりました。これはうれしい誤算。
パリでは市内に住んでいたこともあり、遊びに出かけるのもとても簡単だったということもありますが、お店や美術館、レストランやカフェも数えきれないほど身近にあって、なんでも簡単に買えたり、お出かけしやすい分、物的欲求や願望が自然と多くなってしまっていた気がします。旅行でくるならパリはやはり便利で楽しい!
けれど住むのは4年住んだパリより、(まだ来て間もないですが)トゥールーズの方が私には合っているように思います。ほどよい田舎感と、主人の家族や親友がいるのも何より安心します笑
次回トゥールーズのおすすめレストラン、カフェを書こうと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
パリ、おすすめカフェ
トゥールーズへ引っ越してきてからもうすぐ二か月になろうとしていますが、
パリのカフェを先におすすめしようと思います。
朝、同僚と仕事前にエスプレッソを飲むのが日課になるくらい、朝はコーヒーで始まる人が多い印象のフランス。おかげでコーヒーが飲めるようになりました笑
コロナでカフェが閉まっている間でも、誰からともなく幼稚園に早く来て、カフェタイムで同僚と談笑するのが日課でした。
カフェ、カフェ、どこもかしこもカフェというパリ。
フランス人に“パリジャンってどんな?”と聞くと、“コーヒー片手にたばこ”というくらい。
絵画に描かれるような昔ながらの老舗カフェもあれば、こだわりコーヒーを出すオシャレカフェまで。
日本のコンビニ感覚でカフェがあります。
今回は、カフェで溢れるパリで、私が行った中でおすすめしたい場所を書いていきます。
まず一件目は『Café Verlet』
いつも多くの人でにぎわっています。1880年創業の老舗コーヒー専門店。
コーヒー豆もこちらで購入できます。
コーヒー専門店ですが、紅茶やショコラショーと呼ばれるホットココアもあります。
可愛いラテアート♡
落ち着いた店内は、カフェのいい香りでいっぱい。
このお写真を撮った日は、まだ観光客が戻ってくる前だったこともあり、珍しくすいていました。二階席もありますが、開いていないこともあります。
エスプレッソが3.8€から、アイスカフェオレもあります。
定休日は日曜日
ウェブサイトはこちら、https://www.verlet.fr/fr/
住所はこちら、256 Rue Saint-Honoré, 75001 Paris
二件目は、『LouLou Montmartre』
店名どおり、モンマルトルのサクレクール寺院すぐ横にあるカフェです。
こちらは平日は夜のみのバルのようなのですが、休日はお昼もオープンしていて、そのときいただけるブランチがおすすめ。
店員さんもフレンドリーで、お店の窓からの眺めもパリのアパルトマンが並び、素敵です。
店内にピアノが設置されているので、時々生演奏が聞けることも!
ブランチについてくる、ガトーメゾン(Gâteau Maison)はキャロットケーキをオーダー。とても美味しかったです。
食器もヴィンテージ調の可愛いものばかりでした。
エスプレッソが2.9€、ブランチメニューは35€
定休日はありませんが、平日は夜のみ、土曜日は昼と夜の二部制、日曜日は昼のみ。
ウェブサイトはこちら、https://www.louloumontmartre.com/louloumontmartre
住所はこちら、8 Rue Lamarck, 75018 Paris
三件目は『The Dancing Goat』
こちらでいただいたのは、チャイラテと抹茶ラテ、そしてブラウニー。
居心地がいい店内ではパソコンでお仕事をする人や家族連れも。
レジ横のテーブルにはケーキが並べられ、その一つ一つが美味しそうでした。
二人でシェアするといわなくてもフォークを二つずつつけてくれる、気の利く可愛い女性店員さんにキュン♡
エスプレッソが2.5€、抹茶ラテが5.5€
定休日は月曜日
インスタグラムはこちら、https://www.instagram.com/thedancinggoatparis/?hl=en
住所はこちら、117 Av. Gambetta, 75020 Paris
コーヒーは苦手、紅茶がいいわという方には、次にご紹介する、日本でもおなじみの
紅茶専門店『Mariage Frères』
カフェ併設の店舗はパリ市内でもいくつか店舗がありますが、今回おすすめするのはマレにある店舗。
日本ではお高いイメージですが、こちらでは他のカフェとあまり変わらないお値段で紅茶をいただけます。普通のカフェでもMariage Frèresの紅茶が出てくることがありますが、こちらはティーバックのもので、お値段を考えると、Mariage Frèresのお店で頂く方がお得かと思います。
大きなポットで運ばれる紅茶は3、4杯分ほどあり、長くティータイムが楽しめます。
今思い返すと、カフェのウェイターさんは男性ばかりで、イケメンぞろい笑
席までエスコートされ、丁寧に接客をしてくださるので、まるでお姫様になったかのような気分になるかもしれませんね。
紅茶はポットでのオーダーのみ、約11€ほど
定休日はなし
ウェブサイトはこちら、https://www.mariagefreres.com/
住所はこちら、30 Rue du Bourg Tibourg, 75004 Paris
五件目は『Café Carrousel』
観光客向けかと思いますが、立地と雰囲気がとにかくいい!
フォトグラファーもしているのですが、ファミリーやカップルの写真撮影を行うときに、よく利用していたカフェです。
味は普通なのですが、とにかく映える‼
エスプレッソが3.5€、カフェフラッペと呼ばれるアイスコーヒーもあります。
定休日はなし
ウェブサイトはこちら、https://lecarrouselcafeparis.eatbu.com/
住所はこちら、1 place des pyramides, 194 Rue de Rivoli, 75001 Paris
そして最後におすすめするのが『Saint Pearl』
こじんまりとした店内は、美味しい飲み物と食べ物を求める人たちでいっぱい。
『Cuppa - Salon de Café』の姉妹店です。
メニューにはアボカドトーストや、オムレツなんかもあり、ブランチにもおすすめ♡
オープン直後がすいているので、待たずに席に座れます。
次から次へとお客さんが来て、オープン30分後には満席になってました。
エスプレッソが2€、ラテが4.5€
定休日はなし
インスタグラムはこちら、https://www.instagram.com/saint_pearl/?hl=fr
住所はこちら、38 Rue des Saints-Pères, 75007 Paris
今回はこれくらいで。
これからはトゥールーズの紹介もしていけたらと思っています。
ここまで読んでくださってありがとうございました。