南西フランスで生きる

元モンテッソーリ幼稚園教諭が綴る、フランスの教育事情、南西フランス生活、フランスの妊活事情など、ゆるりと更新

Self-Love Journey

昨年、流産を経験して、“自分なんて女性として意味がない”、“世の中はなんて不公平なんだ”、“周りすべてが敵”と支えてくれる家族・友人がいるにもかかわらず、どん底で、目の前すべてのことが暗く、自己肯定感は皆無という時期がありました。

そんな時、自分の内側にもっと目を向けるようになり、その過程で出会った言葉が、“セルフラブ(Self Love)”でした。

 

『セルフラブ=自分を愛する、自分への愛』

 

初めてみたときは、ネットで、はやりのお金儲けのやつ?とか、うさんくさいのでは?などと、ずいぶん嫌な見方で考えちゃいましたが、

自分で調べて、考えるだけでも、以前の自分とはずいぶん変わったなぁ、もっと自分を認めて大切にできてるなぁと思えるようになりました。

心から、出会えてよかったと思える考え方です。

だからこそ、これを読んでくださっている方にも、知って調べてみてほしい言葉なので、記事にしてみました。

 

義父の家のいちじくの木

 

何かのコースを買って学んだわけでもないですし、コーチがついたわけでもないですが、このセルフラブという言葉と情報を手にした後、自分自身でも考えられるようになったのが、

ー 自分のことを愛するということと、人に迷惑をかける、わがままになるということはイコールではないのだということ。

 

ー 人を優先して自分のことを後回しにするのは、本当の優しさではないということ。

 

ー 自分を愛し認めるからこそ、周りも大切にできるのだということ。

 

ー もっときれいにならないと。もっと痩せないと。もっとこうならなくてはならない。などと、自分を社会や周りの型に合わせて縛りつけてしまうのは、ずいぶんもったいないことなのだということ。

 

ー そのまま、ありのままで愛されるのだということ。

 

ー 自分には価値があるのだということ。

 

パリ植物園のバラ

私が気になってよくネットでみているというのもありますが、セルフラブというのをよくインスタグラムなどでも目にします。

そこで特に大好きで、素敵だなぁ、こんな風に考えられるようになろうと思ったのが、次に挙げるお二人。

 

アリスさん

Aris Hasegawa | ありす (@be_your_bff_) • Instagram photos and videos

 

ソフィーさん

𝐒𝐨𝐟𝐢𝐚 𝐌𝐨𝐫𝐢𝐲𝐚𝐦𝐚 | セルフラブ・自己肯定感 (@lovelightsofia) • Instagram photos and videos

 

お二人ともまったく面識がない方ですが、

発信されている動画や無料コンテンツなどで、強く共感できたり、励まされたり、

笑顔が素敵な女性たちです。

 

セルフラブに出会って、私が大切にしていることは

「自分はどうしたいのか」

「自分はどう成長できるか」

「自分が好きかどうか」

「自分に寄り添った言葉・行動かどうか」

人生は時に思いがけないサプライズがありますが選択の連続だと思ってます。物を選ぶにしても、何か選択しなければいけないときは、これらを考えるようになりました。

もちろん、すべてが自分軸ではなく、主人もいるので、「二人がどうしたいか」、「二人が好きかどうか」という選択肢になるときもあります。

でも基本は変わりません。自分だけか、二人で一人かの違い。

 

セルフラブ

自己肯定感をあげ、自分も周りも大切にできる考え方だと思っています。

これからも、たくさんたくさん救われるであろう考え方。

流産がなければきっと、自分の内側へ目を向けることもなければ、出会うこともなかった考え方でしょう。

おなかに来てくれたあの子のこと、あの子の心拍が止まっているといわれたあの時のことを考えると胸がぎゅっと締め付けられますが、それでも来てくれてありがとう、いろいろなことを知る機会をくれてくれてありがとうと考えられるようになったと思います。セルフラブとはずれますが、あの子のおかげで、本当の意味で『何事にも意味がある』ということも学んだ気がします。

 

一生続くであろう、このセルフラブの旅(Self Love Journey)

価値がないとまで思った自分のことがもっと好きになれたから、

この言葉・考え方に出会えて、なんて私は幸運なんだろうと思います。

 

今回の記事は重い話もありましたが、セルフラブを語る上では自分には欠かせない出来事だったので合わせて書かせていただきました。

 

読んでくださってありがとうございました。

ぜひ、“セルフラブ”、調べてみてください。